街場のキャンパスとは
ABOUT街場のキャンパスでは、社会課題を
教育によって解決することを目指しています。
『顔の見えないどこかで起きている社会課題』から
『顔の見える特定個人の困りごと』に着目した
教育プログラムを行うことで、
参加者に使命感や当事者意識をもって
課題解決や探究に向かうことができる
『原体験』の場を提供します。
さあ、教室から飛び出して
『街場のキャンパス』へ!
複雑な社会課題をあるがままに見つめる
社会課題は、様々なファクターが複雑に絡み合って存在しています。「地獄への道は善意で敷き詰められている」という状況や「彼方立てれば此方が立たぬ」状況が社会課題の現場にはあり、単純明快な説明が与えられず、知れば知るほどわからなくなることも多くあります。街場のキャンパスでは、このような状況を平易化し、問題の複雑さを削ぎ落した教育プログラムを提供しません。世の中には、そう簡単には解決できないような社会課題が満ち満ちており、解決策を即答できないことの方が多いからです。複雑さを削ぎ落すと現実から遊離したものになってしまい、机上の空論に終始しがちです。街場のキャンパスでは、複雑な社会課題をありのままに受け止め、わけがわからない事象や解決が難しい事象を目の前にしても、粘り強く立ち向かっていく姿勢や宙ぶらりんの状態に耐える力を育みます。
生身の人間として出会う
わけがわからない事象や解決が難しい事象を目の前にしても、粘り強く立ち向かっていく姿勢や宙ぶらりんの状態に耐える力の起点になり得るのは、「それでもなんとかしたい」と思える使命感や当事者意識です。そのために、街場のキャンパスでは「原体験」の場を提供し、様々な方々に出会います。日々の生活が営まれる生々しい「街場」で様々な人びととパーソナルな関係を持つことで、社会課題を解決するということではなく、どこどこのだれだれさんの困りごとを解決したいという気持ちを醸成します。
わだかまりを持ち続けることが探究につながる
社会課題の解決には、確かな知識と豊かな経験が必要ですし、多くの時間を要します。一朝一夕で解決に至らないような社会課題と向き合う「街場のキャンパス」では、よく分からないことやつじつまが合わないこと、スキルが不足していたことなど、多くの「至らなさ」や「足りなさ」に出会うことになります。しかし、私たちは、そのような経験が探究心に火をつけると考えます。街場のキャンパスでは、そのような探究のきっかけの場を提供します。
ご利用方法について
「カテゴリー」「目的」から選ぶ
「農業」「文化・歴史」などのテーマカテゴリーや「アイデア発表」「教育活動」など探究学習の成果物からプログラムを選択できます。また、複数テーマを組み合わせての実施や半日、1日の導入などのご要望にも対応いたしますので、お問い合わせください。なお、各プログラムの「プログラムスケジュール」には、モデルプランとして、3泊4日のプログラムが掲載されています。
地域から選ぶ
教育旅行の実施地域から、プログラムを選択することも可能です。行先の目途が立っている場合には、地域からプログラムをお選びください。
専用フォームでの問い合わせ
ご関心のプログラムについての詳細は、お気軽に「お問い合わせ」の専用フォームからお問い合わせください。また、掲載されていない地域やテーマや半日、1日のプログラム導入、プログラムの一部利用(事前学習のみのご利用など)などの個別のご要望にもお応えします。