私たち株式会社DERTA(デルタ)は、新潟を拠点に「UPDATE LOCAL by Design, Digital, Community」を掲げるインパクトスタートアップです。私たちは、自治体や企業のコミュニティ形成を支援する「コミュニティデザイン事業」、地域企業と若手人材を繋ぐサービスなどの「タレントコミュニティ事業」、そしてデザイン思考を用いて企業、組織の課題解決を支援する「コンサルティング事業」の3つを軸に活動しています。
私たちの使命は、企業の課題解決に留まらず、人と人、企業と学生、地域がフラットに交わり、新しい価値が生まれる「共創コミュニティ」をデザインすることです。共創の場を設計してきた知見を活かし、いま、教育の現場で重視されている探究学習の領域でも、新しい学びの場を提供したいと考えています。

1. 「小さな一歩」を支える社会装置として
DERTAの根底にあるのは、「ひとりひとりの『小さな一歩』が地域を変える」という信念です。学生の探究心に火をつけるのは、日常を離れた多様な体験との出会いです。大人たちが本気で悩み、挑んでいるリアルな現場に触れる瞬間——そこに、越境学習の核心があると私たちは考えています。
地域の中で人・企業・教育機関が有機的に繋がり、誰かの「やってみたい」という小さな思いが周囲を巻き込んで形になっていく。そんな、対話と創発を生む「社会装置」としての役割を担うことが私たちの願いです。

2. 共創コミュニティデザインの手法を「形式知」として社会に開く
コミュニティの運営は、往々にして個人の熱量に依存する「属人的なもの」になりがちです。しかし、私たちは新潟での実践を通じて得たノウハウを、独自のフレームワーク「『共創』の場と文化を醸成するコミュニティデザイン」として体系化し、広く公開しています。
目的の設定から施策、そしてコミュニティのライフサイクル全体を網羅したこのナレッジを社会に開くのは、持続可能な共創の場が日本中に増えてほしいとの思いから。一時的な熱量だけに頼らず、再現性のあるメソッドとして体系化されたコミュニティデザインの思想は、探究学習の現場においても新たな価値をもたらすと考えています。その場限りの体験で終わらせず、学生が社会に出ても使い続けられる思考のOSを、共に育てていきたい。それが私たちの願いです。
3. 越境学習の舞台としての「新潟」(実績・事例)
探究学習のフィールドとしての新潟。この地には全国的に知られる「世界的ものづくりの燕三条」や「伝統的な酒蔵」といった、分かりやすくも奥深い地域資源が存在しています。これらは日本が誇る資産であると同時に、担い手不足や産業のアップデートといった切実な「生きた課題」の宝庫でもあります。
魅力的な資源や切実な課題があるだけで、地域と学生がすぐに結びつくわけではありません。私たちはこれまでのコミュニティ活動を通じて、地域の大人たちと多様な若者や外部の人材が互いを受け入れフラットに対話できる「場」を、地道につくりあげてきました。この新潟の土壌を、誰もが「共創パートナー」として交われる受容体として耕してきたのです。
こうして培ってきた共創の場から、実際にどのようなプロジェクトが生まれてきたのか。共創の実践事例をいくつかご紹介します。
中心市街地の再活性化・リブランディング × 街の日常を創り出す若者と地域のクリエイター:地下街に賑わいを取り戻す「古町夜市」では、若者たちが地域の大人と対話を重ね、新たなコミュニティ空間を創り上げました。

伝統企業のリアルな経営課題 × ビジネスの実践知を学ぶ工学部の学生たち:2024年より、新潟大学工学部の「協創経営プログラム」をDERTAスタッフが担当。25年度は創業170年の「加島屋」様を迎え、経営課題に対するアイデアを学生と共に構築しました。
新たなビジネス創出に向けた越境共創 × 燕三条を訪れる首都圏人材:越境共創プログラム「TWIN GATE」では、首都圏からの参加者が燕三条地域を訪問し、地域事業者へのインタビューや運営との壁打ちを通じて、新規事業開発の実践的な研修を行いました。
伝統産業(日本酒)の市場課題の解決 × 多彩な視点でアイデアを形にする学生・社会人混合チーム:「菊水酒造」様とのハッカソンでは、学生と社会人がチームを組み、本物のビジネス課題に挑みました。

4. 「地域の現場」で課題解決に挑む、共創の価値
日常の教室から離れ、こうした現場に学生が出向くことには大きな価値があります。学生は大人から答えを教わるのではなく、社会人と肩を並べて共に悩み、ビジネスのリアルに立ち向かう「課題解決」を経験します。このプロセスを通じて、学生は自律的なプレイヤーへと成長し、その思考法を自身の将来や地元へと持ち帰ることができます。また、学生の新鮮な視点は大人たちにとっても大きな刺激となり、地域の課題に新しい光を当てるきっかけになります。

5. これからの探究学習を、共にデザインする(プログラムの一例)
学生たちに地域資源をテーマにしたリアルな課題解決体験を届けたいという思いから、私たちは教育の現場と共につくる実践プログラムをご提案しています。
①「現場の視察」と「デザイン思考」を掛け合わせた課題解決ワークショップ
燕三条エリアのものづくり現場でのオープンファクトリー見学を起点に、デザイン思考の基礎講義と課題解決ワークショップを組み合わせたプログラムです。外部の視点からその価値を再定義(リブランディング)する思考力を実践的に養います。
②「生きたビジネス課題」に挑む短期集中型ミニ・ハッカソン
地域企業が抱える「本物の困りごと」をテーマに、学生同士がチームを組み、解決アイデアを形にして企業へ直接プレゼンテーションを行うワークショップです。
見学や体験は以下のような訪問先もご相談可能です。
見学や体験は以下のような訪問先もご相談可能です。
● タカツカ農園(新潟市):農業体験を通じて、地域の一次産業の現場とリアルな課題に触れます。
(※見学や体験はいずれも企画段階で訪問先との交渉開始となります)
▼ プログラムの構成一例(1日コースの場合)
【導入】オリエンテーション:デザインとコミュニティが地域に生む「対話と創発」
【フィールド】現場体験:新潟の街や企業を訪問。現在地と課題を肌で知る
【ワーク】課題解決体験:大人との対話から問いを深め、解決のアイデアを創出(デザイン思考の活用)
【発表】アウトプット:地域の大人へ提案し、現場目線の本気のフィードバックを受ける
自ら問いを立てる「種=ヒント」は、地域に眠っています。新潟の人・企業・課題を舞台に、学生が自ら考え、動き、成長できる場を、ぜひ私たちと共にデザインしてください。

株式会社DERTA様のサイトはこちら
https://derta.co.jp/
